事例 Vol.61
Public
- 本巣市民文化ホール様
- デジタルミキサー・パワーアンプ刷新とワイヤレスマイクの増設
音響システムをアナログからデジタルに刷新し、
高音質とともに誰でも使いやすい操作性を実現。
実施背景
国内最大規模の文化イベントに向けて既設機器を生かし、デジタル音響システムを構築。
本巣市民文化ホール様は、地域に伝わる国指定重要無形民俗文化財の真桑人形浄瑠璃やコンサート、講演会をはじめ多彩な演目を扱う本巣市の文化拠点です。アナログ音響システムを導入されていましたが、技術革新が著しく「他の機器と接続できない」「操作が難しい」という声が寄せられるようになりました。開館30年を迎えた2024年頃には機器の不具合も見られるように。そんな折、『国民文化祭』の開催地が岐阜に決定し、本巣市民文化ホール様でも多様な演目が披露されることになりました。国民文化祭とは、天皇皇后両陛下御臨席のもと約1カ月半にわたって開催される国内最大規模の文化イベントです。本巣市民文化ホール様は、老朽化する既設機器をこのまま使えるかどうか当社にご相談をいただきました。
今回のご要望
誰もが操作しやすいシンプルな設計とクリアな音質を求めて。
開館以来、音響設備は導入当初のまま運用されてきた本巣市民文化ホール様。「『清流の国ぎふ』文化祭2024」の開催を機に、音響システム全体の見直しを検討されました。約30年前の機器とあって、万が一壊れても部品がなく製品修理ですら難しい状況。ワイヤレスマイクの音声を録音するのに煩雑な手順が必要でした。加えて初期状態に戻しにくい難解な操作方法、ワイヤレスマイクの本数不足、音質の改善などが課題としてありました。相談を受けた当社は、定期保守点検の結果を鑑みて全面更新をご提案。お客様のご要望に合わせて、ミキサー周辺のデジタル化から段階的に刷新を進めることになりました。
ご提案のポイント
技術革新に対応できるシステムだから安心して管理運用できる。
今回ご提案したのは、アナログミキサーからデジタルミキサーへの更新、そして音声をデジタル伝送できるオーディオネットワーク導入の2点です。まず、大型液晶タッチパネルで感覚的に操作できるデジタルミキサーを採用。ボタン1つで設定を初期状態に戻せるのもポイントの一つです。一方、オーディオネットワーク構築では、3点吊りマイクで収音した音声をクリアなままレコーダーに録音できるようになりました。現代のサウンドシステムにおいて必要不可欠になっているネットワークに対応することで、システム全体の安定した管理・運用を実現しました。
振り返りと今後の展望
お客様のご要望を的確に捉え課題に応じた提案を。
今回の改修では、パワーアンプを刷新して音質のグレードアップを図りました。「私たちの立場に寄り添って、最適なご提案をしてくれました。更新後も不具合があれば、すぐに対応いただけるのでありがたいです。」と館長の吉田様。専門知識を駆使してご要望に応えるのが当社のやりがいであり、腕の見せ所です。国民文化祭は滞りなく進み、「以前よりも直感的に操作ができるので職員でも簡単に運営ができる」「性能が上がった」と高い評価をいただき、当社としても嬉しい限りです。しかし、機器更新が必要な箇所は半分程度残っているのが現状です。より良い環境の構築に向けて、今後はスピーカーをはじめ出力まわりの改修をご提案していきたいと考えています。

お客様ご紹介
本巣市民文化ホール
館長 吉田 廣行 様
1994年11月開館。コンサートや講演会、落語会、吹奏楽部や合唱部の演奏会、国指定の重要無形民俗文化財「真桑人形浄瑠璃」上演会などの自主事業を実施する。収容人数は市内最大の500名。年間約18,000人が来館する文化拠点であり、落語や人形浄瑠璃を風情たっぷりに堪能できる桟敷席もある。

納入システム概要
・デジタルミキシングコンソール
・I/Oラック
・ワイヤレスマイク他
営業担当者 VOICE
既設機器を生かすことで満足度の高いご提案を心掛けました。
今回の導入では「不具合の解消」「操作性の向上」「音質のグレードアップ」を軸にご提案しました。デジタルミキサーへの更新はもちろん、調整室・アンプ・舞台袖の簡易コントローラーをDanteでネットワーク接続。パワーアンプの刷新で音質改善を図り、操作性・機能性・利便性・施工性に配慮したハイクオリティの音響システムを実現できました。改修計画は始まったばかりですので、今後も丁寧にヒアリングをして、お客様の要求にお応えしていきます。




