愛知教育大学附属名古屋中学校様

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事例 Vol.37

Institution

愛知教育大学附属名古屋中学校様
オンライン授業見学を実現するWEB配信機器の導入

オフラインでの授業見学と同等の体験の提供へ
WEB配信設備の企画から導入をサポート

実施背景

教育大の附属校として、教室の臨場感をそのまま伝えるオンライン配信設備を構築したい。

愛知教育大学附属名古屋中学校様では、教育研究を目的とした授業見学が日常的に行われています。しかし、感染症拡大の対策を背景に、授業見学どころか通常の授業すらも行えなくなっていたことが、今回の導入の背景。生徒のためのオンライン授業だけではなく、教育研究に必要なデータを揃えるためには、教室中を映し出すことはもちろん、ときに生徒個人にスポットを当て、局所的に切り取ることができる映像・音響設備の構築が必要でした。これまでにないご要望を叶えるため、綿密にお打ち合わせを重ねながらサポートしました。

システム導入に関する課題

見るべきポイントを
リアルタイムで切り替えられる配信設備。

ひとつの授業から集められるデータはさまざまです。授業の内容やスピードに対して、生徒がどんなノートをとっているか、生徒同士のディスカッションではどんな意見が交わされているか。見るべき場所、見るべき人数は、タイミングによって変化していきます。そのため、配信に載せる映像や音声を、リアルタイムで切り替えられることが求められました。また、授業を行う教員のITリテラシーによって集まるデータの質に振れ幅が出ないよう、配信開始から映像・音声の切り替え、配信終了まで、映像・音声の質を高水準に保つ「安定性」もキーワードとなりました。

システム構築のポイント

あらゆるシーンを映す、4つの映像と
あらゆる声を逃さない、9つの集音マイク。

既存のオンライン配信パッケージにはない要件を前に、互いのイメージを綿密に擦り合わせ、デモ機での検証を重ねながら、最終的に導いた仕様は、4つの映像機器と、9つの天井集音マイクの設置。4つの映像の内訳は、後方から教室全体を映すもの、前方から生徒全員の表情を映すもの、教員のデバイスと接続し、教材を映すもの。最後に、簡単に移動できるタブレット端末と接続したもの。この 4つをワンタッチで切り替えられるシステムを構築して、あらゆるシーンを容易に映すことを実現しました。そして音声は、教室全体の音声を均一に拾えるよう9つに分散させたマイクに対し、ミキサーで拾いたい音声を重点的に集音できる設計を構築しました。

振り返りと展開

その場にいなくても、リアルな生徒の反応が伝わる。新しい教育研究のかたち。

これまでのオンライン配信で一番の障壁となっていた「生徒のリアルな反応を届けられないこと」をクリアできた点は、視聴者からも好評をいただきました。従来は、発言する生徒にマイクを手渡す必要がありましたが、そうなると生徒は身構え、教育研究に活用するデータとしては不完全なものでした。生徒の普段通りの授業姿を画面越しに伝えられるようになったことで、教育研究の可能性がまた大きく広がりました。今後はYouTubeを介した配信なども検討し、さらに裾野を広げる取り組みを続けていきたいとのお声をいただきました。

お客様ご紹介

愛知教育大学附属名古屋中学校

1947年に設立された、愛知教育大学附属の中学校のうちの1校。同じく附属の幼稚園と小学校と隣接しています。教育大の附属校として、部活動の廃止、ノーチャイム制の導入など、先進的な取り組みを続けています。

納入システム概要

コンセプト
教育研究への活用を見据え、リアルでの授業見学と遜色のない体験を届けるため、映像・音声の切り替え機能と、その簡便性に注力したシステムを設計。複数の集音マイクを天井へ吊り下げ、そこから拾った音声を映像に合わせてミキシング、聴かせたい映像・音声だけを配信に載せることを実現しました。

導入機器
・HDインテグレーテッドカメラ
・AVストリーミングミキサー

営業担当者 VOICE

導入後を見据えたきめ細かな提案を心がけました。
新しいシステムを構築する際、何よりも配慮するのは「導入後に不備が起きないか」。例えばマイクがちゃんと音を拾っていても、それが特定の操作によって機能しなくなったりしないか。もし故障が発生したとき、すぐに修理・取替の対応できる製品か。先生方の熱意に応えるためにも、アフターケアのことも考慮しながらのご提案となりました。無事に配信が行われおり、既に教育大の大学院で配信が活用されていると聞き、私どもとしても嬉しい限りです。

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