ICTを活用した積極的な授業づくりを総合的にサポート
一人ひとりの可能性を引き出す

椙山女学園大学付属小学校様

ソリューション
教育ICT

椙山女学園大学付属小学校様では平成28年度より、4年生・5年生・6年生全員が個人購入のiPadを用いた学習を行っています。同校がICT教育の取り組みをスタートしたのは、平成26年度、同大学教育学部様との共同研究がきっかけでした。当時、すでに無線LANや電子黒板、AppleTV、教材提示装置などが完備されていたこともあり、iPadを用いた1人1台体制における効果的な活用について研究を進めていました。この取り組みを経て、個人購入のiPadによる1人1台運用が本格的に始動。当社は、iPadのモデル選定や導入前の諸設定、導入後の継続的なアフターフォローを含めた総合的なサポートで、同校のICT教育への果敢な取り組みを支えています。

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椙山女学園大学付属小学校

同校は「自立と協働」を理念に一貫した人間教育を進められています。常に新たな教育活動を取り入れながら、自ら深く考え、共に学び合い、次代を切り拓く知・徳・体の調和のとれた人間育成に力を注がれています。

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椙山女学園大学付属小学校
教諭 福岡なをみ氏
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椙山女学園大学付属小学校

安心して使用できる環境を整備

研究期間中、共同研究者としてICTを活用した授業開発にいち早く取り組んだ福岡なをみ教諭は、児童の変容に確かな手応えを感じたと話します。「最初は、私も児童も基本的な機能から覚えていかないといけなかったので、大変だなと思いました。けれど『iPad 嫌いな教科も 好きになる』これはある児童が作った川柳ですが、まさにこの通りで、児童たちの学習意欲がとても高まり、授業が活性化し、さらには基礎学力も向上していきました。」また、活用の効果は児童だけでなく、教員にもあったと福岡教諭は言います。
「学習支援アプリを使うことで、それまで授業に消極的だった児童の学習状況も教員が把握できるので、児童に対する支援がしやすくなりました。」iPadの活用に目覚めていく児童たちから、次第に「自分のiPadが欲しい」という声が挙がるとともに、学内における共同研究の成果を踏まえて、同校は個人購入のiPadによる1人1台の運用に踏み切りました。
導入にあたり、教員と保護者が危惧した点はインターネットに関するトラブルです。福岡教諭は「iPadが児童にとってマイナスやトラブルの原因になってしまっては絶対にいけません。教育産業に相談して、i-FILTERブラウザー&クラウドで危険なサイトなどを完全にシャットアウトし、また破損を心配する声も多く挙がっていたため、保険探しから保護者への説明もしていただきました。初期設定はもちろん、授業で使えるアプリもいくつか選定して入れてもらい、個人名のシールやフィルムも全て貼った上で箱を開けたらすぐに使える状態で納入して
いただきました。」と話します。自分のiPadが配布されると、喜びの声を上げる児童たち。はじめの一歩がスムーズに踏み出せるよう万全を期しています。

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教育現場が活性化する最適なシステムやアプリを提供

椙山女学園大学付属小学校様の1年生・2年生・3年生は共用のiPadやiPad miniを使用しています。例えば、教員が児童たちのノートを見て回り、手本になりそうなノートを写真に撮り、AppleTVに映し出したり、朝顔の成長の記録を写真に撮っておいて、電子黒板に提示し、葉の形の違いをペン機能で注目させるなど、1・2年生は主に教員が使用します。3年生になると一人ひとりが共用端末を使い、基本的な使い方を習得し、4年生から個人購入の端末を使用、5・6年生で本格的な活用へとステップアップを図っています。活用事例は実に幅広く、基礎科目はもちろん、課外授業や社会見学、学校行事、委員会活動に至るまで、あらゆる教育シーンでICTが活用されています。教員と児童間で画面の送受信ができる学習支援システム『xSync』は、主に基礎科目で使用されています。例えば、文章題を解く算数の時間、児童たちは自分の考えを送信し、発表し合うことで、思考力を伸ばしています。またプレゼンテーションアプリの『Keynote』やマインドマップアプリを活用し、自分の意見をまとめ、伝える力を磨いています。ICTの活用を通して、一人ひとりの考えや意見を生かし、学び合う姿勢が生まれました。体育や音楽、英語の時間には動画機能が活躍します。撮影した動画を見て、自分の課題を見つけ、自分で修正していく、それはまさにアクティブラーニングの光景です、ロボットプログラミングの要素を取り入れた国語の授業では、iPadを用いて思い通りにロボットが動くようにプログラミングします。試行錯誤を繰り返す中で、論理的思考力を育てています。授業中にiPadを使うことで、そればかりに夢中になってしまわないか、当初はそんな不安もあったと言う福岡教諭。「実際は真逆でした。表現力やみんなの前で発表すること、文章力も向上しました。自分の考えをまとめたい、発表したいと、どんどん児童たちが主体的に学び始めました。」授業中に発生する自学の時間には、無料アプリを活用し教養を深めています。
「漢字や百人一首などの無料アプリを教育産業に探していただいて活用しています。『こんなアプリが欲しいです』とお願いすると、要望に一番近いアプリを教えていただくなど、アプリ探しから設定までサポートしていただいています。」iPadが学習ツールのひとつとして定着している同校で、ICTの活用は広がるばかりです。そのためには、継続的なアフターフォローが欠かせません。

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先進性を備えた細やかなサポートを経験

椙山女学園大学付属小学校様には週2日、当社の支援員が常駐しています。授業や学校行事への立ち会い、アプリのインストールやアップデートの作業、各教員が抱えるパソコントラブルにも対応しています。また、教員に対する研修も年3回実施しており、iPadの初歩的スキルから始まった研修テーマも、すべての教員が活用し始めた現在はさらに深堀りした内容へ発展し、同校からの要望を伺いながらテーマの選定を行っています。さらに、教育ICTの中で先進校と言われる学校への視察も始め、より一層取り組みに磨きをかける機会を設けました。Apple製品を使った教育者に提供される認定制度「Apple Teacher」へのチャレンジも広がりつつあります。「教育産業からApple Teacherを紹介していただいて、現在学内でその人数を着々と増やしているところです。共同研究の頃はこのような制度もiPad活用指南書もなかったので、メールなどでやりとりしながら多くのトラブルを乗り越えてきました。いろいろなことに挑戦しようとすると壁にぶつかりますが、助けてくださるので前に進むことができます。自分たちではとてもできない環境整備をしっかりサポートしていただいているので、私たち教員は児童への指導法に専念できています。」教員の予想をはるかに超える児童たちの意欲の高まりは、それを存分に発揮できる環境があってこそです。今後も同校の期待に応えながら、児童一人ひとりの可能性を広げる一助となっていきます。

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その他納入事例

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